
引っ越しは冷蔵庫を買い替えるのにおすすめのタイミングです。
新しいライフスタイルに適した冷蔵庫を選べるためです。
しかし、「引っ越しの準備はどのようにすれば良いのか?」と悩んでいる方もいるでしょう。
そこで本記事では引っ越し前日までにすべき準備や、古い冷蔵庫を下取りに出すメリットを紹介します。
前日までに確認!冷蔵庫の引っ越し準備
引っ越しの準備には時間がかかることもあります。
とくに冷蔵庫の場合は、引っ越し直前まで使用していると、さまざまなトラブルの原因になります。
スムーズに引っ越しを進めるために、前日までには以下の3つのポイントを確認しましょう。
- 電源を切るタイミングと方法
- 水抜きと内部の掃除
- 食品の処理と一次保管
確認すべき理由とポイントを紹介します。
電源を切るタイミングと方法
冷蔵庫の引っ越しの準備で重要なのは、電源を切るタイミングと方法です。
冷蔵庫を引っ越し直前まで使用すると、引っ越し時に内部の霜や氷が溶けて水があふれることがあるためです。
そこで、引っ越しの24時間以上前に自分で冷蔵庫のコンセントを抜いて、電源を切ります。
電源を切る際は、水があふれても水浸しになる範囲を最小限に抑えるために、タオルや雑巾を敷きましょう。
水抜きと内部の掃除

冷蔵庫の電源を切った状態で、しばらく時間を置きます。
すると霜や氷が溶けるので、霜や氷を取る「霜取り」をおこない、蒸発皿にたまった水を捨てる「水抜き」をします。
この際に、冷蔵庫内を掃除しておくと良いでしょう。
また、冬場は霜や氷が溶けるのに時間がかかるため、電源を切るタイミングを早めるのもポイントです。
ただし「霜取り」や「水抜き」は、冷蔵庫のモデルでやり方が異なる場合もあるので、取扱説明書で方法を必ず確認してください。
食品の処理と一時保管
冷蔵庫の引っ越し準備のポイントは、食品の処理です。
引っ越しの前日に電源を落とすためには、そのときまでに冷蔵庫内の食品を処分する必要があるためです。
場合によっては廃棄する必要もあるため、事前に自治体のごみ回収日を確認しましょう。とくに瓶などは、自治体によって隔週の場合もあるため注意が必要です。
またアイスクリームや冷凍食品などについては、保管できなくなるので、引っ越しの前日までに食べきるようにしてください。
処分できない場合は、友人や家族などの冷蔵庫に一時的に保管する方法もあります。
引っ越し時に冷蔵庫を買い替える
引っ越しは、冷蔵庫を買い替える良いタイミングです。
なぜなら、古いモデルを下取りに出して冷蔵庫を買い替えることで、以下の3つのメリットがあるためです。
- 古い冷蔵庫の劣化と性能の低下
- 新しい冷蔵庫のエネルギー効率と機能性
- 生活スタイルの変化に合わせた最適なモデル選び
これらのメリットについて詳しく解説します。
古い冷蔵庫の劣化と性能低下
古い冷蔵庫は劣化していたり、性能が低下していたりする可能性があります。
そのため、わざわざ引っ越し先に運んだとしても、すぐに買い替える必要性に迫られることも考えられます。
そこで、引っ越しのタイミングで古い冷蔵庫を下取りに出して、新たな冷蔵庫を購入することで、何度も搬入する手間を省けるのがメリットです。
新しい冷蔵庫のエネルギー効率と機能性
引っ越し時に冷蔵庫を買い替えることで、電気代の節約に役立ちます。
なぜなら、断熱材やAI技術の発達により、冷蔵庫は新しいモデルのほうが省エネ性能に優れているためです。
ほかにも新たな冷蔵庫には、自動製氷機能やスマートフォン連携、冷凍冷蔵切替室といった機能が豊富にあります。
利便性に優れた生活を送れるのも、新たな冷蔵庫に買い替えるメリットといえます。
生活スタイルの変化に合わせた最適なモデル選び

引っ越しを機に冷蔵庫を買い替えるメリットは、新しいライフスタイルに合わせたモデルを選択できることです。
例えば、家族が増えることがきっかけで引っ越しをする方もいるでしょう。そのような方の場合は、より大きな容量の冷蔵庫に買い替えるといった具合です。
ほかにも新しい部屋のインテリアや雰囲気に合わせて、冷蔵庫の色やデザインを変えることもできます。
新たなライフスタイルに適したモデルの選択には、古い冷蔵庫を下取りして買い替える方法をおすすめします。下取りにより予算を増やすことで、冷蔵庫の選択肢を増やせるためです。
新しい冷蔵庫の選び方と費用
新しい冷蔵庫を選ぶ際は、機能性や省エネ性能が重要です。
しかし、容量が大きいほど、あるいは機能性に優れているモデルほど多くの費用が必要となります。
そこで、予算内で機能性の高い冷蔵庫を選ぶためには、以下の2点を押さえる必要があります。
- 機能性とエネルギー効率
- デザインと価格の比較
この章では、新しい冷蔵庫の選び方を2つのポイントに絞って紹介します。
機能性とエネルギー効率
新しい冷蔵庫を選ぶ際は、以下の機能性に関する項目を確認します。
- 冷蔵庫や冷凍室の容量が不足していないか
- 自動製氷機能を搭載しているか
- 観音開き・片開きのどちらか
- スマートフォンと連携できるか
- 設置スペースに収まるサイズか
- 脱臭機能が搭載されているか
また、冷蔵庫は年中動いている家電のため、エネルギー効率も選ぶ際の重要なポイントです。
エネルギー効率の比較には、「年間消費電力量」を確認しましょう。
年間消費電力量が小さくなるほど、エネルギー効率が高いことを意味します。
デザインと価格の比較
次にデザイン性を確認します。
冷蔵庫は色やドアの数、本体サイズなどの違いにより印象が異なるためです。
とくに引っ越し先でインテリアにこだわりたい方は、デザイン性を重視すると良いでしょう。
また、容量ごとの本体価格の目安は以下のとおりです。
容量 | 価格の目安 | 家族構成 |
---|---|---|
~300L | 12,000~150,000円 | 1~2人 |
300~400L | 70,000~150,000円 | 3人 |
400~500L | 100,000~370,000円 | 4人 |
500L~ | 130,000~460,000円 | 5人~ |
予算内で利便性に優れた冷蔵庫を選ぶには、家族構成から容量を選択し、予算に合わせて必要な機能のあるモデルを探す方法がおすすめです。
冷蔵庫を買い替える前に下取りチェッカー
「引っ越しを機に冷蔵庫を下取りしたいけれど、やり方がわからない」という方はいませんか。
冷蔵庫を下取りで買い替えるには、「下取りチェッカー」の利用をおすすめします。
下取りチェッカーとは、冷蔵庫や洗濯機、テレビなどの下取り査定額をオンライン上で確認できるサービスです。
査定後に提携店で冷蔵庫を購入することで、商品の受け渡し時に古い冷蔵庫を引き取ってもらえます。
大きく重い冷蔵庫を自分で運ぶ必要がないため、処分方法に困っている方にもおすすめです。
最短30秒で下取り価格がわかりますので、お得に冷蔵庫を買い替えたい方は、ぜひ「下取りチェッカー」を試してみてください。
まとめ
引っ越しをする際の準備として、前日までに冷蔵庫の水抜きや冷蔵庫内の食品の処理をしましょう。
また、引っ越しは冷蔵庫を買い替える良いタイミングの1つです。
引っ越し先で新たなライフスタイルを始める方や、冷蔵庫の機能性やエネルギー効率を高めたい方には、古い冷蔵庫を下取りに出して買い替えることをおすすめします。

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