
24時間365日、いつもフル稼働で活躍してくれる冷蔵庫ですが、万が一故障して使えなくなってしまうと生活に大きな支障が出てしまいます。夏場の急な故障など、考えたくもないほどです。
いざというときに慌てずに対処できるよう、あらかじめ冷蔵庫の平均寿命や壊れる前の前兆を知っておきましょう。
お得に買い替えできる方法も紹介していますので、ぜひ記事内容をご確認ください。
冷蔵庫の平均寿命は何年?
冷蔵庫の平均的な寿命は何年くらいでしょうか。国内メーカーと海外メーカーの違いなどと合わせて、基本的な性能について詳細を説明します。
- 冷蔵庫寿命の基本知識
- 日本メーカーvs海外メーカー
- なぜ日本製は長持ちするのか
冷蔵庫寿命の基本知識
一般的な冷蔵庫の寿命はおおよそ10年から20年程度です。適切なメンテナンスや修理を行えば長く使える場合もあります。
冷蔵庫の寿命に影響がでるポイントは、品質やメーカー、使用頻度、お手入れの頻度や方法などです。
こまめに庫内清掃を行いつつ、物を入れすぎないようにしましょう。正しく使用して過度な負荷は禁物です。冷蔵庫の調子が悪くなったときは早めに修理に出しましょう。
日本メーカーvs海外メーカー
日本の冷蔵庫は一般的に省エネ性能に優れ、コンパクトで使いやすい設計が特徴です。
静音性やデザイン性にも配慮されている製品が多く見られます。日本の家電メーカーにはすでに長年の経験と技術が蓄積されており、日本の顧客のニーズに柔軟に対応することができます。
一方、海外の冷蔵庫は大容量かつ、多機能さが特徴的です。家族が多い場合や大量の食材を保管したい場合に適しています。また、一部の海外メーカーは、革新的な機能やデザインを提供しており、個性的な冷蔵庫を求める人にも人気があります。
日本と海外の冷蔵庫には、それぞれ特徴やメリットがありますので、どちらが良いかは個々のニーズや好みに委ねられます。
なぜ日本製は長持ちするのか
東芝や日立、パナソニックに代表される日本の冷蔵庫はなぜ長持ちするのでしょうか。その理由はいくつか考えられます。
長持ちする理由を3つ、ピックアップしました。
- 品質管理を徹底している
- 高度な技術と余念のない研究開発
- ユーザーのニーズへ柔軟に対応している
日本の家電メーカーは品質管理に対してとても厳格です。製品の耐久性や信頼性を重視しています。
製品の設計から製造、出荷までの全ての段階で品質管理の厳しい基準が設けられています。
製品の質に厳しい日本のユーザーに対応するため、高度な技術のの開発にも余念がありません。
日本製の冷蔵庫が高品質な背景には、日本市場で製品を販売し続けるために、ユーザーの要望に答え続けてきたためです。
冷蔵庫買い替えのサイン
古くなった冷蔵庫に現れる買い替えのサインと影響について、詳細を説明します。
- 冷蔵庫が送る明確なサイン
- 電気代の上昇と性能の低下
- 修理とパーツ交換の現実
冷蔵庫が送る明確なサイン
冷蔵庫の寿命が近づく段階で現れる冷蔵庫の不具合を一覧表にまとめてみました。
主な症状 | 詳細 |
---|---|
冷却能力の低下 | 冷蔵庫の冷却性能が低下したり、氷が十分に作れなくなったりする場合があります。部品の劣化による基本性能の低下の前兆サインです。 |
動作音や振動の増加: | 冷蔵庫が通常よりもうるさい音を立てるようになったり、異常な振動が感じられるようになったりする場合があります。 |
冷蔵庫内の結露や凍結 | 冷蔵庫内で結露や凍結が起こりやすくなったり、温度調整がうまくできなくなったりする場合があります。 |
部品の劣化や故障 | 蔵庫の部品が劣化し、フタや引き出しがうまく閉まらなくなったり、コンプレッサーなどの重要な部品が故障したりする場合があります。 |
電気代の上昇と性能の低下

古い冷蔵庫は新しい冷蔵庫と比べて、エネルギー効率に劣るため、電気代が高くなりがちです。同じ容量でも同程度の冷却を行う場合、古い冷蔵庫のほうがより多くの電力を消費することになります。
その他、経年劣化による基本的な性能も加わって、新しい冷蔵庫のほうがより少ない電気代で高い冷却性能を誇る、というわけです。
買い替えの際にある程度の出費はかさむものの、長い目で見ると買い替えたほうがお得、というケースもあります。
修理とパーツ交換の現実
冷蔵庫が修理できる期間は、一般的には製造から約10年程度です。修理可能な期間は製品のメーカーやモデル、地域によって異なります。
一般的に製造から10年以上経過した冷蔵庫の修理は、部品の入手や修理費用の高騰などの理由から難しいと考えておいたほうが良いでしょう。古いモデルの場合、部品の供給が打ち切られていることがあります。その場合は買い替え以外に選択肢はありません。
新しい冷蔵庫の選び方
新しい冷蔵庫へ買い替えるときのチェックポイントを一覧表にまとめてみました。
チェックポイント | 詳細 |
---|---|
容量 | 家族の人数や生活スタイルに合わせて、適切な容量を選びましょう。 食料品の量や冷凍食品の保管量、日常的な使用頻度などを考慮して、必要な容量を見積もります。 |
サイズ | 設置するスペースに合わせて冷蔵庫の外寸を確認します。 キッチンのスペースに余裕がない場合は、コンパクトなモデルやドアの開閉スペースが確保できるモデルを選びましょう。 |
電力効率 | 省エネルギー性能が高い冷蔵庫を選ぶと、電気代の節約や環境負荷の軽減が期待できます。 |
機能 | 冷蔵庫には様々な機能が搭載されています。 例えば、冷凍室の形状や配置、可動棚やスライドトレイなど、自分の使いやすさ合った機能を選びましょう。 |
デザインやカラー | キッチンのインテリアに合わせて、冷蔵庫のデザインやカラーを選びましょう。 ステンレス、ホワイト、ブラックなどさまざまなカラーバリエーションがあります。 |
製造メーカー | 信頼性の高いメーカーを選ぶと、品質やアフターサービスの面で安心感が得られます。 口コミやレビュー、メーカーの評判などを参考に選んでみましょう。 |
以下のリンク先にて、新しい冷蔵庫の選び方を詳しく説明していますので、ぜひ内容をご確認ください。
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冷蔵庫を買い替える前に下取りチェッカー
冷蔵庫を買い替える際は、古い冷蔵庫を下取りに出すとよりお得にあたらしい冷蔵庫を入手できます。
廃棄するとお金がかかりますので、売却か下取りサービスを上手く活用してみましょう。
5〜6年程度で買い替える場合、下取り査定額は高くなる可能性が高いです。
少しでも良い価格で下取りしたい人には、下取りチェッカーがおすすめです。LINEとWEBによる2つの査定方法で、簡単に下取り価格をチェックできます。
メーカーやモデルごとに適正価格で下取りしてくれるため、大幅に損することはありません。
まとめ
冷蔵庫の平均的な寿命はおおよそ10年程度です。壊れてから買い替えるとなると、冷蔵庫を使えない時間ができてしまいます。冬ならまだしも夏の故障だけは避けたいところです。
冷蔵庫の調子が悪いと感じたら、買い替えを検討してみましょう。
早めの買い替えであれば、下取りサービスを活用して、最小限の手間で新しい冷蔵庫を安く手に入れられます。
廃棄にかかる費用や、売却にかかる手間を考えると、下取りサービスは良い選択肢です。
下取りサービスを利用するときは、簡単に下取り査定額をチェックできる下取りチェッカーをご利用ください。

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